「はいくりんぐ・毎月の五七五」が二年目を迎えたことを記して、この一年の作品の中から、「お気に入りの作品」を選んでいただきました。今年は、全655作品からの20作品です。

今回新たな試みとして、部門別にしてみました。
選べる幅は増えたけど作品数も増えているので、やっぱり迷って悩みましたね〜。好きだけれど取れなかった作品を、どなたかが取ってくださっているように、そんな思いでクリックされた方、今回も多かったことでしょう。
毎月たくさん詠める方に比べると、句数の少ない方、新しく参加された方はちょっぴり不利だったかも…。

さあ、どんなラインナップになりましたでしょう。
わ〜〜い♪
今年も紫陽花さんちから、三つ目くんと例の
トリオがお祝いに駆けつけてくれました。     ⇒
アレ、今年は三つ目くんの様子が
ちょっと違うゾ…。
二周年おめでとうございます。いつもいろいろなものがいろいろとお世話になっております。
三つ目君ははじめてお目にかかる人に不気味な姿をお見せして、はいくりんぐへの訪問が遠のくといけないからと"かつら"をつけました。
三つ目君が言うには 「ねぎ背負ってやってきた鴨を逃がしてはこでまり師匠に怒られる」とのことです。
(紫陽花さん)


お気に入り十選部門
作品リスト H15/11〜H16/10



私のお気に入り二十選 平成15年11月〜16年10月



 江戸情緒部門 二選

「かわせみ五七五」といえば、江戸情緒はぜひとも表現してみたいポイントですね。どんなお江戸の風情に人気が集ったのでしょうか。

30
はなはなさん
冬隣 鉄瓶の湯 音立てリ
「冬隣」に、現代ではあまり感じられなくなってしまった季節感が現れていると思います。「冬」でもなく「秋」でもない微妙な季節の狭間、自然と一緒に過ごすお江戸ですね。今では鉄瓶も珍しいですね。長火鉢に掛けた鉄瓶で入れたお茶は美味しいでしょうね〜。(蛍さん)

38
朝霧さん
暮れ支度 煤だけ売りの 声流れ
季節感がありますね。(すみれさん)
江戸時代の売り声は、度々話題になっていますね。煤払い、大晦日やがて新年。慌しいけれど嬉しい日々。まさにお江戸の年末の風景ですね。(橘さん)

41
こでまり
思案する背を押す街や暮早し
七歩さんが取ってくださいました。

51
たまこさん
冬晴れに 心づくしの 女紋
「かわせみ」ファミリーからおえいさんに贈られた女紋の入った晴れ着。お江戸の治安を守る長助親分夫婦に対する心意気が気持ちいい!(あっちの管理人さん)

56
はなはなさん
江戸守る その誇りやかに 師走晴れ
TERAIさんがお取りです。

83
たまこさん
誰を待つ 初春(はる)の川霧 軒灯り
当時の江戸は水路の町、そして川霧にけむる暗い町に、ほのかに見える「かわせみ」の軒灯り、美しい情景が目に浮かぶようです。(こでまり)
霧にかすむ大川端の情景が目に浮かんできます。(麦わらぼうしさん)
「かわせみ」の軒灯りがぽうっと浮いて見えてくるようで、すごく江戸らしさと「かわせみ」らしさを感じました。(のばらさん)

148
のばらさん
春の宿櫂音遠くなるを聞く
はいくりんぐの方を見てみると、おとせさんの心情を巡っていろいろ興味深いやりとりがあったので、これはキャラクター部門あるいは一般部門のほうで選ぶべきなのかなぁと思ったのですが、私は自分が宿に泊まっていて大川を上り下りする舟の櫂音を聞くともなく聞きながら、まーったりしているような気分(あ〜タイムマシンに乗って行きたい)で、こちらで選んでしまいました。たぶん、こでまりさんのほうで部門分けしていないということは、そういうのもあり、という事じゃないかと思ったので。(たまこさん)

194
朝霧さん
探索も 橋から橋へ 春の江戸
このお句の「橋から橋」という表現が、大川沿いの江戸の町という感じで好きです。(こでまり)
橋といえば江戸の街には欠かせないもの、すごく単純な選び方ですが(花みずきさん)
ぐりさんもお取りです。

197
朝霧さん
春の午後 からくり話で 宿のどか
「大川端のかわせみの表からずっとカメラが入って行って、るいの居間にるい、東吾、嘉助、お吉、源さんまで集まっている場面」が浮かんできます (千姫さん)

215
はなはなさん
青麦の伸びてお江戸の狐狩
TERAIさんがお取りです。

282
こでまり
人垣の玉屋鍵屋と夏を呼び
花火に心騒ぐ人々の姿は江戸も今も、という感じで(はなはなさん)
紫陽花さんも取ってくださいました。
お江戸の夏は川開きから。まさにお江戸の夏の風景と言葉ですね。(橘さん)

302
蛍さん
江戸っ子の 胸が高鳴る 川開き
ぐりさんがお取りです。

347
はなはなさん
あさがほに棒立ててやる世間かな
朝顔にしっかりと支え棒を立ててやる、江戸の市井に生きる人々の暖かい心を感じました。(あっちの管理人さん)

400
蛍さん
新内の 声涼やかに 川面映え
夏らしく良いですよねえ。新内の流しなのかな、座敷からかな、小説でも「第二章」の「夜鴉おきん」でもとても好きなシーンでした(はなはなさん)
七歩さんもお取りです。
401
蛍さん
麦湯冷え 白玉夜見世 暑気払い
江戸の夏の夜がテンコ盛りで、これしかないと…。(浅黄裏さん)
夜店のにぎやかさが浮かんできます(すみれさん)
紫陽花さんもお取りです。

404
蛍さん
風鈴そば お江戸で食べたい 舌鼓
そばも同じような理由(江戸の街には欠かせない)で選んでしまいました。(花みずきさん)

418
こでまり
夜涼みの闇を味方に夫婦めく
平岩先生がどこかのエッセイで「江戸の頃の夜の闇というのは現代人が思う夜の暗さとは全然ちがうもの」と書かれていたのを思い出し選びました。「夫婦めく」という表現も、情感とユーモアのバランスが程良くて好きです。(たまこさん)

459
こでまり
打ち直す座布団の嵩(かさ)秋隣り
今って座布団も打ち直すことは少ないように思い、そこに江戸らしい生活と心がけを感じました。あったかそうな香りもしてくるようです。(のばらさん)

510
たまこさん
秋晴れの竜閑橋の袂かな
この場面を詠まれるとは!と感服したお句です。(麦わらぼうしさん)

521
すみれさん
天高しお城ほほえむひみつあり
時代劇の始まる前の「青空にそびえたつ千代田城を背景に八百八町の町並みを少し高い所から撮っている」って映像が浮かんで来て。どちら(197)も江戸時代の季節感と、時間のおおらかさと、人々の温もりが伝わってくるほのぼのとした句ですねぇ(千姫さん)

556
麦わら
ぼうしさん
いざという 時のたのみは 長寿庵
これからの定番「長寿庵句」の先駆けとなりそうですね。(浅黄裏さん)

592
浅黄裏さん
木曽路ゆく 花嫁御寮は つげの櫛
お江戸の時代のお嫁入りって、このお句の雰囲気の通りかな〜と。厳かに静々と進む花嫁行列、仕合わせをかみしめているようです。(蛍さん)



「江戸情緒部門」は同点句(3点句)が並びました。
誰を待つ 初春(はる)の川霧 軒灯り
83 たまこさん作
探索も 橋から橋へ 春の江戸
194 朝霧さん作
人垣の玉屋鍵屋と夏を呼び
282 こでまり作
麦湯冷え 白玉夜見世 暑気払い
401 蛍さん作




 ユーモア部門 二選

毎月必ず、「座布団を投げたい」ような五七五がありますね。どうしてあんな風に詠めるんでしょう。こちらはかなりの激戦になりました。

3
たまこさん
邪魔虫の 一発逆転 決め台詞
ぐりさんがお取りです。

4
たまこさん
罪の無い 弟子の頭に 瘤三つ
「三つ」っていうのが妙におかしいです。(のばらさん)

8
のばらさん
守りきり 乙女のハアトも 釘付けよ
紫陽花さんがお取りです。

14
浅黄裏さん
その一本 とり返さんと 荒稽古
「上手い!」と思わず大声で言ってしまいました。特大の座布団を差し上げたいくらいです。 (橘さん)

28
千姫さん
放っておけ ひとりで居ても しあわせの
        夫婦の気持ち 分かるまいフフ
  (通之進)
兄上のさりげないユーモアが感じられる作です (すみれさん)

48
のばらさん
神ありて 観音様おり 殿もおり
さらっと通り過ぎてしまいそうでいてそこはかとなく可笑しいのがこれです。(浅黄裏さん)

150
のばらさん
食べて飲み東吾も借ります毎度あり
これはもう、何をコメントする必要もございません!(笑) (たまこさん)
とても調子の良い句で、好きです(千姫さん)
うふふ、源さんサイコーです(はなはなさん)
偶然にも2作品(475も)とものばらさまのお句でした。あらためて、のばらさま、冗談系から情念系まで、なんでも素敵に詠まれるんだなぁ〜と感服しました。テンポがよくて楽しいお句ですね。(麦わらぼうしさん)

158
蛍さん
春炬燵 お邪魔虫かな 巻羽織
源さんのユーモア、馬鹿ップルとで、迷いましたがーー (すみれさん)

385
たまこさん
「馬鹿ップル」口には出さず汗を拭く
これを見たとき思わず噴出してしまいました。(花みずきさん)
七歩さんもお取りです。

413
千姫さん
構いたる 上げたかかとに うの字見え
「うの字」がサイコーです(はなはなさん)
みなさん素敵な言葉を知っていてとても勉強になります。いつも辞書を引いています。その中で気になる言葉ベスト1は「うの字」。辞書を引いても出てないし、俳句からも想像が出来ないし なんなんだろうとすごく気になり…今ではお気に入りの言葉です。(紫陽花さん)
こちらも「上手い!」と唸ってしまいました。おるいさんの嬉しさと誇らしさが伝わってきますね。一生懸命背伸びする、履物から離れたかかと、うーん色っぽい(橘さん)

475
のばらさん
凄腕か?おれも腕には覚えあり by東吾
読んだ時ヘラヘラ〜と力が抜けて、それから笑っちゃいましたね(千姫さん)
過去の五七五を見て、こういうアンケートがあるんだ〜と知った時から、今年は絶対このお句を選ぶぞ〜と決めていました。(麦わらぼうしさん)
これはもうパッと見てほんとに受けちゃいました。ユーモア部門にピッタリの一句!(あっちの管理人さん)
あっちこっちでその腕を発揮していますものね〜。(笑)まったくだ〜と思いました。(蛍さん)
TERAIさんもお取りです。

497
TERAIさん
観音が 観音こわして 大慌て
香苗さんが慌てているのが目に浮かぶようです。(花みずきさん)
507
七歩さん
みなひとは千手観音秘めもちて千に三つの紅バラを挿す
「かわせみ五七五」にバラが出てきたのは、ちっょと新鮮で都会的なユーモアだなと思ったのですが、その後「下七七の意味を教えて〜」というやり取りがあったことも合わせて面白かったです。(こでまり)

526
千姫さん
菊綿を 通販で探す お千あり
今年度は「ミニ千姫」という素晴らしい名言も残した千姫さんですが、これは本当に楽しい一句でした。(こでまり)
ユーモアといえばこれですわ〜。即決でした。(浅黄裏さん)
通販で探すというところが爆笑だったので私もそうしたかもしれないし(ぐりさん)
このお句は迷いました〜。ユーモア部門にと直ぐに浮かんだのですが、お名前が入っていますから…。まぁいっか、私が入れたわけではないですから…。(^^ゞ (蛍さん)
うまいです〜。わたしも探したいです〜。(のばらさん)
七歩さんもお取りです。

532
こでまり
千の手も持宝も守れぬその身かな
ちょっと辛口のところが気に入っています。(たまこさん)

545
のばらさん
またとれた!これは借り物どうすんだ〜(~ロ~;)  by宗太郎
TERAIさんがお取りです。
599
こでまり
結局は誰が継ぐんだ!宮越屋
これも「ほんとだよー!」って思わず叫んだ一句。いやぁ受けました。(あっちの管理人さん)



「ユーモア部門」の1位は次のお句でした!

6点
菊綿を 通販で探す お千あり
526 千姫さん作




 キャラクター部門 二選

部門別にするなら、これも絶対はずせないと思いました。こちらと「ユーモア部門」のどちらに入れるか迷われた方も多いようで、申しわけありません。「かわせみ」の魅力は、そのファミリーの一人ひとりの個性が生きいきと描かれている点にもありますね。その個性をどう切り取った五七五に人気が集ったのでしょう。

16
こでまり
お役目を 支え生きいき 厨妻
お千絵さんの働きぶり、良妻ぶりが大好きです(すみれさん)
内助の功があればこそ、お役目に専念出来るのですね。お役目柄、帰って来るまでは心配でならないと思いますが、顔には出さずに支える強さに、同じ女性として共感します。(蛍さん)

17
こでまり
親友(とも)にまず 見せたし膳と 恋女房
ぐりさんが取ってくださいました。

28
千姫さん
放っておけ ひとりで居ても しあわせの
        夫婦の気持ち 分かるまいフフ
 (通之進)
ユーモア部門と迷ったのですが、通之進さんは絶対こう思っていると確信したので、こちらにしました。(こでまり)
部門名を聞いたときから決めていました。「フフ」が効いてます。澄ました顔して通之進さんなら思っていそうです。(浅黄裏さん)
やっぱし通之進さまでしょう♪普段謹厳なお兄様の内面がしっかり♪(はなはなさん)
通之進さまの、大人の余裕が感じられますね〜フフがいいです〜(麦わらぼうしさん)
「フフ」が最高ー!!きっと本当に通之進様ももう思っているはずー。(のばらさん)

37
朝霧さん
なさぬ仲 それがなんでい 寒椿
七歩さんがお取りです。

57
はなはなさん
蕎麦茹でる かすかに苦き思ひあり
長助の晴れの日のおえいの心情が心憎いまでに詠まれていますね(千姫さん)

65
浅黄裏さん
小座敷を照らして殿がたぐる蕎麦
今業平と言われる通之進様のオーラと、蕎麦との取り合わせが何ともいえずいいです!(たまこさん)

67
蛍さん
ねぎらいの あつき心に 男泣き
長助さんのうれしい気持ちが胸を熱くしました。(花みずきさん)
「かわせみ」の中で年配の方々大ファンの私。長助親分大好きです。長助親分の人柄とかわせみのみなさんの優しさが伝わってきます。(橘さん)

150
のばらさん
食べて飲み東吾も借ります毎度あり
(17と150)かわせみの毎度の風景なので(ぐりさん)

158
蛍さん
春炬燵 お邪魔虫かな 巻羽織
「源さ〜ん」と思わず声をかけたくなるよなお句ですね。(花みずきさん)

166
すみれさん
きつねとて 放っちゃおけねえ 巻羽織
キャラクター部門は(517も)奇しくも「源さん」の巻羽織シリーズになっちゃいました。(あっちの管理人さん)

385
たまこさん
「馬鹿ップル」口には出さず汗を拭く
るいと東吾の仲の良さを前に困惑気味、むしろ迷惑気味の源さんの姿が見えるようです(千姫さん)

397
浅黄裏さん
暑気はらう ぬた盛る手指の 細さかな

レギュラーメンバーではないのですが、「松」なので許しちゃう♪うひひ

「細い手指」が色っぽくて涼しげで、松さんらしい!(のばらさん)

446
たまこさん
そうなのだ気になる男はやはり奴

本当は東吾さんのことを詠んでいるのでちょっとルール違反なのですが(笑)、お二人はその中に源さんのキャラクターを見出しているので、このまま採用させていただきました。

へへへ、源さんの人となりが東吾さんのあわてぶりでくっきり浮き上がってくる感じ(はなはなさん)
このセリフ、言っているのは東吾さんだけど、源さんをうまく表していますよね。(麦わらぼうしさん)

472
浅黄裏さん
相棒の 牡蠣とは俺かと 巻羽織
牡蠣と揶揄されても東吾を信じて黙って成り行きを見ている、源さんらしいふところの深さと東吾への信頼の厚さが出ていますねぇ。(千姫さん)
紫陽花さんもお取りです。
495
TERAIさん
取れちゃった 兄もやってた 同じこと
娘々した香苗さんがよく表現されていていいな、と。(浅黄裏さん)

508
たまこさん
身の程は知れどもせめて菊の露
お吉さんのちょっと可愛くて厚かましいところが憎めません(すみれさん)
七歩さんもお取りです。

515
すみれさん
通さまをわがいのちとて桔梗咲き
TERAIさんがお取りです。

516
すみれさん
走りそば天女の願いかなえむや
コレもなぜか蕎麦になっちゃいましたが、長助親分男の純情編という感じがいいですね。(たまこさん)

517
すみれさん
『秋ですな』勘もさえてる巻羽織
TERAIさん・あっちの管理人さんがお取りです。

549
あっちの
管理人さん
嫁ぎきて変わらぬ思い幾とせぞ
恋焦がれた通之進と夫婦になって、何年も経っているのにまだその人に恥じらっている香苗さまのお人柄をうまく現しきれている綺麗な句ですね。(千姫さん)
どのお話でお目にかかっても可愛らしくて素敵な香苗さん。通之進さんへの恋心が魅力を引き立てているのですね。(橘さん)

550
あっちの
管理人さん
わが夫(つま)に昔も今も胸焦がし
紫陽花さんがお撮りです。

554
麦わら
ぼうしさん
妻となり 母となりても 恋娘
このコーナーでは奇しくもご夫婦を取り上げることに。妻、母と具体的に上げながら、最後に恋娘としめたのが香苗さんをよく表していると思いました。(こでまり)

556
麦わら
ぼうしさん
いざという 時のたのみは 長寿庵
なくてはならない大切な場所ですね。最近ますますその存在感が増したように感じます。(蛍さん)



「キャラクター部門」のダントツ一位は次の五七五になりました!

5点
放っておけ ひとりで居ても しあわせの
        夫婦の気持ち 分かるまいフフ
 (通之進)
28 千姫さん作




 湯のみ&茶托&狐火部門 (紫陽花さん作)

こちらはまれに見る一騎打ちでした。作者の紫陽花さんにとってみれば「全部大事な作品、どれか1つなんて選べない〜」と思っていらっしゃると思うのですが、それはみんなも同じ気持ち。どれが良くてどれが悪いのではなく、好きな中でもどれが一番好きか?ということなので、どうぞ御容赦ください。

5
何といっても、狐火ちゃんが登場して、コンビからトリオへという 画期的な作品だと思って選びました〜。手を伸ばしてつかまえようとしている茶托、そして黄色くなったり赤くなったりする狐火が、何度見ても心をなごませてくれます!(たまこさん)

これが一番すきなんです〜、プリントアウトして飾りたい!(花みずきさん)

七歩さんもお取りです。
一番最初に見て感動した作品なので(ぐりさん) 紫陽花トリオはもう言わずと知れた「狐の嫁入り」。見ているだけでほのぼのする楽しいトリオですね。(あっちの管理人さん)

全部選びたいほど、ラブリーなお三方。何でこんなにかわいいのでしょう!「狐の嫁入り」不思議で大好きな場面に参加しているお三方のシルエットが素敵。しっかりお供してくださいね。(橘さん)

6
湯飲み茶たくに関しては本当にお世話になっています。もうどうしていいのか、続けるべきがやめるべきか困っています。続けようかと思っても思いつかなくて困るときもあるし、思いついても送ったらきっと載せるんだろうなぁ、迷惑じゃないかなぁとどうしようと迷います。こんな部門まで作っていただくと、いよいよどうしていいのかうろたえてしまいます。
湯飲み茶たくの行動は紫陽花のやりそうなことばかりです。思いつかなかったのは雨の中と枝豆盗みです。大変困り無理やり描きました。7の花びら拾いは思いついたのですが、描いてみるとこいつらには似合わない (ということは紫陽花にもやりたいけど似合わないことらしい 納得)そこでボツに したのですが、こでまり師匠が同じようなことを考えていたらしいのでうれしくなって、ボツにしたけど…と送ったら載せられてしまいました。結論、6を選んだ紫陽花はのぞきを一番やりたいらしい(笑) (紫陽花さん)

7
どのお作も可愛らしくて、決めかねたのですが、湯のみ君が茶托ちゃんに桜の花を拾ってあげているのがとても可愛らしいです。(蛍さん)
明るくてかわいくて♪他のも大好きなんですが、とくにこれ!!(のばらさん)

9
千手観音(12)にしようかとも思ったのですが、いたずらっ気のある湯のみくんの表情(?)が良くこちらにしました。(TERAIさん)

10
「アレ、今月は普通のイラストなんだ」と思いながら、左から右に目をやった最後で彼らを見つけたときは、お腹の底から笑いました。ちゃんと鉢の数がお話に合わせてあるのも、心にくい!後日水害のお見舞いに、同じ朝顔を満開にしたイラストを送ってくださったことも、忘れられません。(こでまり)

浅黄裏さんもお取りです。 初めて見た時、スクロールしていって「やったね!」って、感動しましたもの。(千姫さん)

「3 千鳥の鍔を狙うふたり」と迷ったのですが…狐火くんなしですが、すまして植木鉢の振りしているふたりの可愛さに軍配です(はなはなさん) 最初拝見した時、どこに湯のみくんと茶托くんがいるのかわかりませでした。そして、おお〜こんなところに!アイデアとか構図が素敵ですね。いっしょに見ていた子供たちも、一番ウケていたのがこちらの御作でした。(麦わらぼうしさん)

朝顔の鉢に紛れている湯のみと茶たく、アイデア賞!紫陽花さまのイラスト、発想が毎回巧みで、その中にもユーモアがあり、イラストを見ている人が皆、笑顔になれるのです。楽しくて一つを選ぶのは迷い迷いでした。(すみれさん)



「湯のみ&茶托&狐火」部門は「狐の嫁入り」と「朝顔」の同点一位となりました〜!(個人的にはこの二つで迷ったので、嬉しい結果だぁ)




 自作のお気に入り 三選

去年もそうでしたが、自分の好きな五七五って、必ずしも選ばれないんですよね。でもそんなこと、少しも気になりません。だって私のお気に入りなんだもん!誰が選んでくださらなくても、それって大事だと思いませんか。

 たまこさんの三選
237 行く春よ願いを嘘と呼ばないで
385 「馬鹿ップル」口には出さず汗を拭く
508 身の程は知れどもせめて菊の露
実は、主役級以外のレギュラー陣をなるべく詠みこんでみたいなぁとは、前々から思っていたところだったので、今回「キャラクター部門」というのが出来たと知って、びっくりしたのです。237と508はそういう意味からも、自作の中ではわりと気に入っています。385は、3つ選ばなくちゃいけないというので、数を合わせただけです(笑)

 TERAIさんの三選
324 (おや)思う 琴の音耳に 子守歌
327 盲目の 哀しさゆえに 心の眼
433 年下だ それがどうした 俺たちも


 こでまりの三選
18 新妻は すでに八丁堀の人
251 頬つたう涙ぬぐわず過去形で恋語る女(ひと)春は過ぎ行く
283 祝言と 君言葉にす 初花火
期せずして、お千絵さん、七重さん、るいさんを詠んだものになりました。18と251は外からの視点ですが、283はるいさんになった気分で(笑)、来月祝言をとはっきり告げられたその一夜を詠めたかなと思って、気に入っています。

 浅黄裏さんの三選
13 秋の暮 口のとがりて 義姉笑ふ
299 恋猫がまたいで通るわかれ橋
469 稲妻や 白き肌(はだへ)の 照り返し


 花みずきさんの三選
207 若だんな 狐と初夜の 床に入(い)
208 先代の 恩に報いし 大芝居
260 紅花が 親子の証 立てにけり
自分の分なんてもうどうでもいいので適当です。いつか「これ気に入ってるの」といえる句ができたらなあ〜。

 千姫さんの三選
93 忍ぶ恋 二度目の初春に 祝う盃(はい)
自分の五七五ながら、なんとなく綺麗にまとまっているなぁ、と。
354 なぜさける 見えねぇ前から 小石飛ぶ
この時、大村昆さんの長助が浮かぶと宗匠にコメント頂いた意味が今、漸くわかって、元祖かわせみを観ながら一人で受けてます。
413 構いたる 上げたかかとに うの字見え
皆さんにうの字を褒められて恥ずかしながらですが、選びました。

 はなはなさんの三選
255 やさしさのむごきことばがつもりゆく
311 かたちなど望まぬ恋は恋なれど
493 罪ならばこの身にひそむ愛のみが
なにもいうことはないのですが…今回は全て季語なしで情念優先で選びました。といって恋愛に悩んでいるわけではないのですよ♪

 七歩さんの三選
455 思いやる るいの情や夜の秋
503 菊の綿ひとのなさけの露やどる
583 漆葉の思いを秘めし角隠し


 麦わらぼうしさんの二選
556 いざという 時のたのみは 長寿庵
605 木曾漆 まことの愛を 仕上げたり
みなさまのお句を選んだ後に自分の見ると、あらためて駄作ぶりが目について恥ずかしい〜のですが、その中から、自分では気にいっているヤツ2つ選びました。漆を使った句を作りたくてあれこれ考えて、そ〜いえば漆といえば仕上げだよな〜と思いついて605が出来ました。数少ない自作の中で一番のお気に入りです。

 ぐりさんの三選
522 節句日の 綿かぶりたる 菊の花
524 秋の日に 千手観音 夫思い
587 あのふたり どうしているか 秋の宵
私なりの思い入れで選ばせていただきました。

 あっちの管理人さんの三選
104 待ちわびて 三々九度の 初春の宵
226 (つま)の背に うっとり添いて 春うらら
626 うっとりと針運びたる夜寒かな
お気に入りの3句は、「うっとり」でまとめてみました。それにしてもなかなか上達しないですねぇ…

 すみれさんの二選
129 あの女(ひと)も 二人の夜の 媚薬なり
でき不出来ではなくて、初めてこちらにのせてもらった自分の記念として、今もって情念も人情も言葉にならず、毎回、四苦八苦です。
608 秋しぐれ笑顔で晴らす巻羽織
看板に載せてもらい、ありがたくうれしいですが、自分の中でも、源さんの心意気を少しでも表現できたかな?と、思える句なので気に入っています。

 橘さんの二選
621 背の跳ねは 泥じゃねぇんだ 心意気
623 江戸にては 微かに聞こゆ 秋の声 錦が抱く 山里の宿


 蛍さんの三選
109 さめざめと かんざし哀し 冬の菊
「かんざし」が印象に残りました。
265 絶え間なく 何故にそれほど 散り急ぐ
           愛しき人と 燃え尽きるまで
「るい」さんになりきって…。(^^ゞ
635 人知れず 流す涙に 長き夜
雰囲気が気に入っています。

 のばらさんの三選
473 潮騒を聞く夕立に身をそらせ
480 枯れ蓮に風渡るらし朝の岸
482 思うさま花野揺らして恋兎
同じ月のばかり。この月は割と思いを句にくとめられたなーと思います。


お気に入り十選部門
作品リスト H15/11〜H16/10