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NHKでの久々のドラマ化を記念して、今回はドラマを見ての五七五としました。
初回の「幼なじみ」2回目の「宵節句」など、初期の頃のかわせみの風情がどのような五七五になりましたでしょうか。
それでは、皆さんの感想から、どうぞ。
平成十五年四月
私は無調法で五七五もよくわかりません。
見せていただいてだんだん勉強したいです m(*~~*)m
五七五がわからなくても、ページ作りの素晴らしさは
わかりました。背景の色、ライン一本、アイコン一個、
タイトル文字、「いいなぁ〜」って思います。
ロム専ですが、よろしくお願いします。
(こまさん 4/26)


俳句見てきました。力作勢ぞろい。
私もちょびっと考えたんですが、送らなくてよかったぁと
ほっとしているところです。

(紫陽花さん 4/26)

「はいりんぐ」みてきました
みなさんの力作そうかと思わせるものばかりで
すいません参加せねばといいつつ申し訳ありません
次回こそ!!
(花みずきさん 4/27)


タイトル
「幼なじみ」  
             H15年・NHK金曜時代劇「御宿かわせみ」より



ドラマの中では猪牙でお二人が出かけていましたね。きっと人目を気にするるいさんを、東吾さんが乗せてしまったんでしょうが、並んで出かける嬉しさが伝わりました。
   
川風に 揺れてもうれし 猪牙ふたり
   



東吾さんのために苦しい言い訳をする源さん。
それとわかって、さらに嘘を重ねる香苗さん。
まったく東吾さんは、幸せな人です。
   
つき慣れぬ うそに汗する 親友と義姉(ともとあね)
   



 はなはなさんの五七五

原作本を引越し荷物の本の海から救出できていない私としては、これ幸いとあのドラマと、記憶のなかの「幼なじみ」から詠んでみたいと思います。

清太郎に思いを寄せるおていの気持ちは哀れです。ドラマでは描ききれなかった機微はもっと深いと思います。
   
すれちがう 思いの渕は 深くして
ほしいとはいえず 身を任せるだけの夜
   
恋しても 幼なじみは 言いもあえず


ゲストの吉田栄作さんと鈴木砂羽さん、とても評判が良かったですね。吉田さんには原作のように答えを出してほしかった!



大川の船の上で風に吹かれているおるいさんと東吾さん
江戸の情緒がわずかなりとも味わえました。
   
風寒し 波切る舟に 肩を抱(いだ)きて
川べりに 物売りの声 遠ざかる
   



東吾さんを待つために町方になり宿をはじめたおるいさんはどんな思いで東吾さんを迎えたのでしょうか。胸に迫る想いです。
   
春来たる 身を灼く焔(ほむら) 立ちにけり
待ちし人 肩のぬくもり 息のかかりて
   



 朝霧さんの五七五

TVの感想は皆様が言い尽くして下さっています。ただ歌とロケは良かったのではないでしょうか。
時代考証をもう少し丁寧に。この次に期待します。
 UP後に
今月もご苦労様でした。遅れました〜〜行ってきました。拝見しました。
茜雲様こんにちは。素敵な俳号です〜〜。
(朝霧さんの談)
これは私の気持ちでした
   
花冷えて いずこにおわす 東吾様
   

全く同感です!(笑)



   
大川の 民人いきいき 春浅し
   
源さんの 男気にくし 風光る
   
もつれても きれても編まん 花筏
   
沈丁花 幼なじみや 片恋や
   
しんないの 声のびやかに 江戸の春
   
大川の 春立ついろに つい寄り添いて
   

大川沿いの風景は、本当にいきいきとしていましたね。江戸の生活観が感じられました。



 茜雲さんの五七五

俳号のことですが、実は号などと大それたことを考えていたつもりは、毛頭ありません。zmzmを出すのが恥ずかしく、そっと違う名でと考えていたのですが、ああ宣言してしまっては元も子もありませんね。^_^;
(ということで、投句の時には茜雲さんです。皆様よろしく…ここの管理人)
 UP後に
皆様の錚錚たる句の中にあって、あまりにつたない句で本当に顔から火が出る思いでございます。それでも、こんな形でかわせみを楽しむ事ができようとは、おもいもよらぬことでした。ほんとうにありがとうございました。
わたくしが出た以上どなた様も恐れるに足りませぬ。ぜひぜひ、お待ち申しております。
(茜雲さんの談)
これは原作からです。幼なじみのこのラストシーンが好きです。
そのおていの気持を察することのできたおるいさんも…この作品はそれがとても大事な所と思っていたので、ドラマの脚本はどうしても納得いきません。
   
思ひ出に固き心の氷解く
   

茜雲様、いらっしゃいませ!
事件解決の鍵は、るいさんの女心にありましたね。おていさんの心の氷をといたのはどんな思い出だったんでしょうね。



 千姫さんの五七五

季語を入れるのが出来なくて悩みすぎたのもあるけれど、どちらかと言うとTVドラマへの批評(辛口?)なので、遅れていてよかったかな・とも。
 UP後に
あっと気がついた時にはドラマ化記念の五七五がUPされていてもう、そんな時期なんやぁ、とビックリしました。もう、出遅れてしまっていますが、折角作っていましたので何処ぞにお納め頂ければ幸いです。
(イエイエ、いつでも大歓迎です…ここの管理人)
   
かわせみに だいだい色の 灯がともる
   
忍ぶ仲 時代感じる おおらかさ
   
町暮らし 何年目なの? 帯の位置
   
ドラマのはじめにともされる行灯の灯、どんなお話の幕開けかと楽しみになりますね。
五七五に「?」のような記号が入るのも、イイですね!


タイトル
「宵節句」
  
            H15年・NHK金曜時代劇「御宿かわせみ」より

兄一人を頼りに生きてきた和代さんの門出の日は宵節句。女性の生き方が、出会った男性によってまだまだ左右された時代。和代さんの幸せを祈る思いを感じました。
   
行く友の 幸を祈りて 宵節句
   



 たまこさんの五七五

最初は、五七五になったというだけで満足できたのですが、だんだん、今いちインパクトが無いなーとか、もっとオリジナリティのあるものが詠めればいいのにとか、身のほど知らずの欲が出てきます(汗)
皆さんの作品を見るのはとても刺激になるし、楽しみですね。
 UP後に
さっそく拝見いたしました!「幼なじみ」「宵節句」「水郷から来た女」と、3作品に渡っての企画となり、たくさんの作品で盛り上がっていますね。「茜雲」さん、改めましてよろしくお願いします!
(たまこさんの談)
お吉さんの「漬物」シーン、テレビでも鷲尾さんが頑張っていましたね。「春菜」でなく大根だったのが、ちょっと気になったけど…
   
日脚のび 漬物自慢の 厨かな
   
待つ人の 目元に似るや 男雛
   
春の闇 友は昔の 友ならず
   

いくつになってもお雛様を飾ると娘心に戻らせてくれる気がします。私のお雛様は、誰に似ているんだろう。。。



 はなはなさんの五七五

「宵節句」はロマンスあり、捕り物もスリリング、五井兄妹にからむ人情もたっぷり、絵になるシーンも一杯ですね。何処を詠もうかといろいろ考えましたが…。私が「かわせみ」でいちばん好きなのは東吾さんを待つおるいさんと、東吾さんの訪れにほとばしるその女心なのですね。それを軸にして人情と江戸情緒と謎解きが上手く絡み合っているところが好きなのでしょうね。
東吾さんを待つおるいさん、東吾さんに会えて素直にはしゃぐおるいさん、思う存分抱かれて花の咲いたような顔のおるいさん…、女心がいとおしくなります。
   
腕の中 ゆれてゆられて 桃かおる
   
雛のころ 嫁きたいような 逢いたいような
   



世の中と上手くいかない自分をもてあましている苛立ちを、佐々木蔵之助さんはうまく演じていらっしゃいました。
   
通りすがり 冷めしこころ ぬくもりて
   
死出の道 花のそばから 旅立ちぬ
   



 茜雲さんの五七五

本を読み返したり、歳時記を眺めたりという事は答案のチェックに明け暮れる毎日の中で、とても楽しい一時になりました。また懲りずに挑戦したいと思います。
これはテレビからです。
佐々木さんの熱演が光りました。闇に思いを隠して…としたかったのですが、夜あの状況で出ていき、しかも子供がいたというのはちょっといただけなかったので、あきらめました。
   
桃の日や思ひを秘めて突きし剣
   

本当に悲しい、再会と別れでしたね。



 朝霧さんの五七五

「宵節句」の作句苦労いたしました。もう少し夢の残っている映像だと良いのにと言う不満のみがのこって消化不良を起こしてしまいました。
   
二女雛琴の音さえる花の午後
   
想い人に剣も臆して花散りぬ
   
白酒をいかがとくみて花別れ
   

ドラマの回想シーン、琴を弾く和代さんとるいさんは本当に雛のようでした。



 あっちの管理人さんの五七五

「新かわせみ」を見て一句ですが、この間掲示板でも書いたようにほんとに一句しか出来なくて、それもこんなのでいいのかしら?というようなので恥ずかしいのですが、送らせて頂きます。
 UP後に
今月も皆さんの沢山の瑞々しい句を楽しませて頂きました。すっきり美しいページ作りで一層引き立つようです。
(あっちの管理人さんの談)
「宵節句」からやっと飾れたお雛様を前に、ということで詠んでみました。
どちらかというと、元NHKの真野るいさんの「宵節句」を思ってしまったかも知れません。
「今飾らなければ飾れない……」
   
友想い ぼんぼり灯す 宵節句
   

以前掲示板で「宵節句」という言葉が話題になったことがありましたね。かわせみで初めて知ったこの言葉、桃の季節の美しい夜、でもちょっと哀しい夜です。



 千姫さんの五七五
確か…兵馬が夜空を見上げてるいを思い出しているシーンの月が満月だったような…雛節句に満月なん?
   
宵節句 見上げる満月 ありもなし
   

あら、気がつきませんでした。でも月がきれいであればあるほど兵馬の心は哀しいですね。


タイトル
「水郷から来た女」
                  H15年・NHK金曜時代劇「御宿かわせみ」より



 はなはなさんの五七五

さてさて閑話休題、毎週日曜は発句の日…じゃないですが、土日のアルバイトが終了してほっとするのでしょうか、創作したくなります。こういう欲求に忠実になりたくて会社を辞めたような節は大いにあります。明日の予定をあまり気にせずに没頭したい、そう思っています。
あやめかかきつばたか…あの紫の花はどちらでしたかしら…。おひろさんに託したのでしょうね、ああしたシーンほっとします。
   
あやめ咲く 秘めし想ひも 今咲いて
   
むらさきの すがた清らに かきつばた
   

若いお二人のこれからの幸せが感じられるような、花でしたね。



女は、好きな男の前ではいつでも可愛らしくいたいのですね。でも、おるいさんのすねた顔こそとても可愛かったのですがね。
   
葛菓子のつめたさよ あのひとの愛
   



原作の看病シーンは東吾さんがいじらしく、また複雑なおるいさんの気持ちが心に沁みます。
   
花房の ゆらりと揺れる こころかな
   
花取りて 波打つ髪の まどいあり